補助金・助成金を申請する場合の留意点

北浦和の税理士・会計士・中小企業診断士ブログ

みなさん、こんにちは

今日は、いままで仕事でした。

夕方お邪魔していた顧問先から、助成金の申請を行うとのお話がありました。

具体的な内容は個人情報に係るのでお話しませんが、助成金や補助金を申請する場合に、注意すべき点について、今日は述べてみたいと思います。

助成金や補助金の要綱を確認する

ごくごく当たり前のことですが、要綱を確認することです。

どんな場合にお金がもらえるのか、

どんな支出に対して助成や補助がでるのか、

応募する個人事業主ないし法人にて、従業員数や業績など、要綱で定められている要件を満たしているのかどうか、

ということです。

助成金や補助金は、要件に1つでも満たしていない項目があるとお金はもらえません。

お金をもらえても、後日返還する可能性があります。

2.提出するべき書類を確認する

どんな助成金や補助金を申請するかによりますが、一定の支出を証明する見積書、納品書、請求書、受領書、賃金台帳、通帳などを漏れなく揃える必要があります。

賃金に関する助成金であれば、

一定の要件を満たす従業員につき、労働・社会保険に加入しているか、

士業に対する支払報酬には源泉所得税を差し引いて支払っているか、

などです、

3.最終入金時までの資金繰りは大丈夫か検討しておく

多くの場合、入金は、採択後、購入や支出を行って、すべての書類の提出が終わり、実績報告書を提出してからになります。

最終入金までどの程度の期間を要するのか、調べておくことが必要です。

当初の申請どおりに、必要が物品を購入できるかどうか

物品の購入に対し、補助が出る場合には、当初の申請書に記載した通りの物品を購入することが必要です。

異なる物品を購入したのでは、補助金がもらえない可能性があります。

このように、気をつけるべき事項がたくさんあります。

少しでも不明な点があれば、申請先に問い合わせてみることが必要です。

また、応募締切日にも注意して、提出遅れが生じることのないよう、スケジューリングすることも重要です。

では。

さいたま市北浦和の税理士・公認会計士・中小企業診断士 新江 明

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